「アタ」は自然からの賜り物
材料の「アタ」はインドネシアの一部に自生するシダ科の植物です。
地域によっては「ケタック」とも呼ばれます。
豊かな大自然の中で育った「アタ」は、
しなやかで割れにくい性質のため、様々な形に編む事ができ、
幾世代にも渡って受け継がれてきた村の職人たちの技術によって
美しく丈夫なかごに生まれ変わるのです。
手編みだから生み出される「ぬくもり」
刈り取られたアタは生の状態のまま職人の手によって編まれていきます。
機械を一切使わず、一目一目確かめながら丁寧に・・・。
本当に気の遠くなるような工程です。
アンドユウのアタかごには、一人の職人しか編む事ができないという
かごもあります。
ひとつひとつにぬくもりがある、オンリーワンのかごなのです。
天日干し
インドネシアの灼熱の太陽のもと、一週間天日に干されます。
丈夫なかごにする為に、アタの水分をここでしっかりと飛ばします。
丈夫で長く使う為に・・
最終工程では、天然木のチップで一週間燻します。
これにより虫やカビがつきにくくなり、
大切に使えば親子三代に渡って使用できる程、
とても丈夫なかごになります。
使えば使うほど艶が育ち、
素敵なアメ色に変化していきます。
インドネシアと日本の技術の融合
漆塗りアタかごバッグを開発
「燻し」はかごを長持ちさせるために欠かせない工程ですが、
独特のスモークの香りがします。
アンドユウでは香りを気にされるお客様向けに
燻しと同じ効果のある「漆」を塗った
かごバッグを考案しました。
燻す前の段階のかごを日本に輸入し、
漆職人がひと目ひと目丁寧に漆を塗り、
中布や持ち手は本社で取り付けて完成です。
試行錯誤を繰り返しながら
やっと出来上がった自慢の一品です。
良い品をお届けするために
インドネシアの自然と伝統技術が詰まった
素晴らしいアタかごをお届けするために、
現地へ飛び、私たちの目で一つ一つ検品しています。
厳しい検品をクリアしたものだけが海を渡り、売場に並びます。
アンドユウではオリジナルのアタかごをデザインし、
スタイリッシュで実用的な、
皆さまの暮らしに寄り添ったアタかごをご提案しています。